[おすすめ]究極のシンプル財布

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 以前までは、二つ折り財布を使用しており、日本に住んでいた際は、紙幣や硬貨を中に入れていたのですが、ベトナムで仕事をするようになって、そもそも、硬貨を入れることがなくなりました。10年以上前にベトナムへ出張した際は、まだ唯一5,000 VND(ドン)硬貨が流通しておりました。また、スーパーで買い物をした際など、端数の小銭がない場合にレジのお姉さんが、飴をくれたりしていました(大阪か?!)。当時、色々ツッコミたい気持ちを抑えつつ、国が変われば色々違うと思ったのが懐かしいです。

 余談に逸れましたが、当地での生活を通じて、財布を見直したことで得られたメリットなどについて、書きたいと思います。

今使っているその財布、本当に必要か

 いきなり、直球の質問ですが、現在、使用している財布がそもそも必要なのか?!という点です。
わたしの場合は、日本にいる時から、クレジットカードやQR決済を意識的に多く使うようにしていました。理由としては、家計簿アプリ「マネーフォワードME」で、家計簿の記帳を自動化していたためです。「マネーフォワードME」は、銀行、クレジットカード、QR決済等を予め、アプリと紐づけておけば自動で各種支払いに対して、記帳を行ってくれる優れものです。

 対応する費用項目がなければ、未設定として表示され、どの費用項目かを任意に設定してあげると次回から自動的に同じ支払いについて、科目を割り当ててくれます。残念ながら、海外の銀行口座やクレジットカードには対応していないのですが、わたしの場合は、月末やクレジットカード会社からのステートメントが届いた段階で、すべて手作業で記帳するようにしています。当然、現地通貨を円貨へ換算した上で、記帳していますが、それほど件数も多くもないため、毎月1時間の作業といった感じです。

 さて、そのように家計簿アプリで収支を管理する中で、曲者となるのが現金による支払いです。これは記帳漏れの原因となるため、わたしの場合は、どうしても現金で支払いが発生するものについては、その瞬間に記帳(備忘含む)するようにしています。

 ただ、実際のところ、ほとんどの支払いがクレジットカード払いとしており、毎月1回ステートメントが発行されるタイミングで漏れなく記帳できているので、よく考えるとそもそも、現金で支払うものがほぼないという状況でした。そんなこんなで、現金の出番はほぼないが、困らない程度の現金とクレジットカード、それと最後にいつ使ったわからないポイントカード、レシート群などが、硬貨を入れる口が付いている二つ折り財布を使っていました。

そのため、いつもパンパンに張った財布がジーンズやチノパンの後ろポケットを占有していました。

そんな時、「あれ、この財布いらないじゃないか?」っと疑問に思いました。いつもパンツの後ろに入れていた財布ですが、ほとんど使わないものばかりの財布で、これって無駄じゃないか。また、不必要なレシートも入っていたりして、これは見直す余地があるなと思い。思い入れの強い財布でしたが、手放すことにしました。

これがわたしの究極の財布

 これまで使っていた二つ折の財布を手放すことは決意したもののいざどのような財布にしようかと迷っていた時に偶然LAZADAで見つけたのが、この財布でした。

 当時の価格で336,000 VND(1500円ほど)と超激安です。

 中国製のものですが、カードが飛び出すギミックもあって面白いと思って購入しました。するとこれが大正解。あとで、日本のサイトを見てみると類似の財布が結構あり、有名なところだとSECRIDなんかが、おすすめされているようですが、わたしが使っているのはそれよりも、はるかに安い・・・。もちろん本革などの上等な素材でもないのですが、1年以上使っても、ギミック部分も壊れないし、今のわたしにとっては、これが正解だと思っています。

財布の機能

 この財布は、アルミ部分と合皮部分で作られており、アルミ部分にカードを入れられるような仕様(アルミ部分はスキミング防止施工済み)となっており、そこには、最大で5枚程度カードを入れることができます。また、合皮部分にもスキミング防止施工が施されて、カードを出さない状態であれば、スキミングされることはありません。また、合皮部分にカードを入れられる部分が2か所あります。このうち、1か所がスキミング未施工部分となっており、この部分にSUICA等を入れるとそのまま電車の改札でも、使うことができます。(当地ではまだ鉄道を使ったことがないですが・・・)

 この財布に入る量としては

  • アルミ部分にカード5枚
  • 合皮部分に合計2枚
  • 紙幣を入れるところに500,000 VND札を2枚(日本だと緊急用の現金として1万円札で良いと思います。)
財布の底部の金具を引くとカードが出てきます
財布を開くとこんな感じでアルミ部分とは別にカードを入れる箇所が2つあります。左側のカード入れにはスキミング防止施工が施されていないため、こちら側にSUICAなどを入れると改札が通過できます。閉じたままで認識されます。
現金を入れ部部分です。わたしの場合は普段500,000 VNDを2枚入れています。日本であれば緊急時用に1万円札があれば良いと思います。

財布の容量としては、かなり少ないと思うかもしれませんが、実際わたしはこれで十分だと思っています。レシートもその場で記帳すれば、持って帰る必要はないし、ポイントカードも事前に予定したところのものを入れ替えるなどすれば良いです。また最近はポイントカード(メンバーシップカード)をアプリ化しているところも多いたため、アプリ化しているショップなどについてはそもそも物理カードを別にしています。

 また、クレジットカードやATMカードも、実はそんなに枚数は必要ないということが、この財布を使うようになって実感しました。なにかあったときになどの理由で、何枚も持ち歩いている人は、本当にそのカードが必要なのか、一度考えてみるといいかもしれません。実際のところ、心配するようななにかはよほどのことがなければ起こりません。

財布を変えたことで得られたメリット

 入れられるカードの枚数が決まっているからこそ、どのカードが必要なのか?と自分でも吟味する習慣が付きました。また、そもそも入れる場所がないので、不必要なレシートが溜まる隙を与えてくれません(笑)これは良いことだと思います。また、額面の大きな紙幣を使って、細かい紙幣でお釣りが返ってくるなどすると自宅のジプロック(わたしの場合は外に持ち出さない紙幣はこちらで一時保管しています)から移し替えて、毎回決まった金額にすることを習慣化します。これは必要以上に紙幣が溜まると財布自体が膨張し、ボタン部分が止まらなくなるという理由ですが、もうひとつは、現金の支出を管理し易くするという効果もあります。この財布の構造故に直ぐに整理することが習慣になり、結果的に現金での支払いを抑制することにも繋がります。
 また、財布の中身が整理されているため、支払いの際やそれ以外の場合でも、財布と同じく頭の中身も整理できようような気がしています。

メリット

  • カードの選択と集中(不必要なカードを入れなくなる)
  • レシートを溜めなくなる
  • 現金の管理を直ぐにやる習慣化できる
  • 財布を整理し頭の中身も整理される

まとめ

 普段、なにげなく使っている財布であっても、最適化することで財布の中身も、自分の頭の中も整理できるようになります。必要のないポイントカードをこの際手放して、必要なものだけに絞り込み、こころも財布も軽くしてはどうでしょうか。これは実際に使ってみないとわからないメリットだと思いますが、この機会にレシートやポイントカードなどで、膨れ上がった財布を整理してみることをおすすめします。

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