今回は、カンボジアの銀行口座で受け取った定期預金利息について書きたいと思います。
日本に住んでいると銀行預金で金利が付くという感覚から遠ざかっているため、あまりそのような感覚はないかと思いますが、資産形成において、リスク性資産だけではなく、リスクフリーの資産(カントリーリスク等は別途存在)についても、どのような投資先が良いのか、検討することでバランスの取れたアセットアロケーション(資産の配分)を考える手助けとなると思います。
この記事は、円建て資産だけでは不安だと思っている方、日本以外の海外でも安全に低リスクで資産の一部を運用したいと思っている方において、投資を検討する際の参考の一つとなればと思います。
カンボジア定期預金とは
詳細については過去記事にしているため、下記参照いただきたいのですが、なにかと話題の尽きないSBIホールディングスが出資している銀行(SBI LY HOUR銀行)で、わたしは定期預金を開設しています。カンボジアに居住していない非居住者であっても、口座開設するために必要な書類を送付できれば、比較的簡単に口座開設できるというメリットがあります。
これまでの受取利息
先に触れたSBI LY HOUR銀行でこれまでに受け取った利息は、2021年8月の口座開設から10か月ほどで合計705.49 USDとなりました。
今年に入ってからも、元本を追加(合計投資額は、19,230 USD)しており、米国市場が不安定な状況を考えると良いタイミングで口座開設できたと考えています。毎月、口座に決まった金額の入金があるのは、やはり非常に安心できると思います。
今後の方針
今後の方針については、引き続き毎月利息を受け取りつつ、ある程度貯まったタイミングで、新たに定期預金を開設し元本を増額していこうと考えています。以前も投稿したとおり、複利の力は長期的に見て強力な破壊力があります。これを最大化しつつ、インカム投資として成長させていきたいと考えています。
まとめ
今年は、米国市場を中心に株式市場は不安定な状況が続くと思います。リセッション(景気後退)の話まで取りざたされていることから、一昨年まで言われていたようなキャピタルゲイン(資産の評価額が増加)だけで、資産が右肩上がりに拡大してきた状況とは変化しています。そのような状況に鑑みて、インカムゲイン(配当収入や今回紹介した受取利息)で資産を拡大できるように準備することも必要な検討だと思います。
また、円建て資産だけを持つのではなく、複数の通貨を持つことで、為替変動による資産の増減幅を小さくすることもできますので、検討されてはと思います。
投資に正解はありません。自分にあった投資スタイルとは、どのようなものかを様々な情報から取捨選別して、ご自身にとって最も心地良い投資割合へたどり着ければ良いと思います。そのような検討の際にこの記事が少しでも、お役に立てば幸いです。
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