クレジットカードによる投資信託の積立サービスについては、楽天証券が業界のパイオニアとして、口座数を増加させ業界をリードしてきましたが、ここ1年の間にSBI証券、マネックス証券、auカブコム証券などが追随し、競争が更に激化してきています。そんななか、結局、どこか一番お得なのかを検証した上で、優先すべき証券会社の組み合わせはどこなのか検証していきたいと思います。
クレカ積立とは
クレカ積立とは、クレジットカード発行会社と証券会社が提携し、予め指定されたクレジットカードを使って、投資信託が購入できるサービスのことです。ポイントは、クレジットカードを使うことで、通常のショッピング時に使うようなクレジットカード毎に発生するポイントが付与されるというところです(カード毎にポイント付与率が異なる)。
積立の上限額は、各社ともに5万円までです。
クレカ積立を提供している証券会社
代表的な証券会社は、下記のとおりです。
- SBI証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
- 楽天証券
上記証券会社はそれぞれ、提携しているクレジットカード会社が発行するクレジットカードをインターネット上のそれぞれの証券口座画面で紐づけることで、毎月決まった日に買い付けを行うことになります。
買い付け日
各証券会社毎の買い付けタイミングは、下記のとおりです。
- SBI証券:毎月1日
- マネックス証券:毎月24日
- auカブコム証券:毎月1日
- 楽天証券:毎月1日
ポイント付与率
SBI証券:Vポイント付与
三井住友ナンバーレスカード0.5%
三井住友ナンバーレスカードゴールド1.0%
三井住友カードプラチナプリファード2.0%
マネックス証券:マネックスポイント付与
マネックスカード1.1%
auカブコム証券:Pontaポイント
au Payカード1.0%
楽天証券:楽天ポイント
楽天カード1.0%(2022年8月買い付け分から一部投資信託のポイント付与率が0.2%へ変更)
楽天証券についてのポイント付与率が変更されることに伴い今年からサービスを開始したマネックスカードの存在感が増しています。
まとめ
保有している投資信託に応じて、各証券会社でも独自のポイントプログラムを実施しています。その関係でどこかのタイミングでそのあたりを含めた計算もしたいと思いますが、現状で行くと単純な還元率で行くと下記のようになります。※楽天証券については、8月以降の買い付け分を含めてランキングにしています。
1位:マネックス証券
2位:SBI証券/auカブコム証券
3位:楽天証券
ポイントは、あくまでもおまけと考えつつも、できるだけお得に投資を行って行きたいものです。
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