ベトナムのマンション共用設備(ジム編)

海外生活

 今回は、ベトナムのマンション(コンドミニアム)に設置されているジム(Gym)について書きたいと思います。

この記事は、これからベトナムで生活をはじめられる方、今後移住等を検討されている方向けに当地のマンションにおける共用設備がどのようになっているのか、実際の写真等を見ていただきその参考としてもらえればと思います。

ベトナムのアパート事情

 10年程前までは、ホーチミン市内において高層な建物はほとんどなかったのですが、個々数年、サイゴン川周辺の開発が進み、広壮なマンション群が大量に建設されております。ここ、5年程の間に建設されたマンションについては、かなりの確率で、共用施設に多目的会議室(セミナー等が行える部屋)、ジム、来訪者向けのラウンジが設置されています。

 また、マンション建設と同時に建物周辺に緑地や公園についても併せて整備していることが多いです。マンションによっては、人工の川や池、日本庭園などがあったりします。

金額はまちまちですが、1000万円未満の物件から数千万円以上する物件までとまちまちです。

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ベトナムの特異な事情①(天候)

 日本においても、6月から7月は梅雨の時期に入り、毎日雨続きで外での運動がし辛い季節に入りと思いますが、ベトナムにおいても、4月下旬から11月にかけて雨季に入り、突然猛烈な豪雨に見舞われるが事があります。

 そのような時期だとおちおち外へジョギングするのも躊躇すると思います。

ベトナムの特異な事情②(道路)

 ベトナムにおいては、ランニングコースやサイクリングコースが整備されていない地区が多いため、外を走っている際に平面だと思って着地したところが不安定で、足首を捻挫したりすることもあるため、なかなか思うように走れないという場合もあります。

ベトナムの特異な事情③(Grab)

 更に以外な盲点としては、日本(特に東京などの大都市)と比較すると圧倒的にあるく機会が少ないという点です。当地では、一般的なタクシーと共にいわゆるシェアリングエコノミーの雄であるGrab(一般のドライバーがアプリ上に登録し、利用者の依頼に基づいてタクシー業務を行うサービス)がかなりの部分で浸透しており、短い距離であってもそういったタクシーサービスを使うことが多いです。

 また、日本と同様にGrab Food(日本のUber Eats)などのデリバリーサービスも充実しているため、レストランまで足を運ぶ必要もなかったりします。

 そのような事情から、相対的に歩く距離が短くなり、運動不足になってしまう方も多いようです。

ジムに設置されている器具類

 ほとんどのジムには、トレッドミル(ルームランナー)は設置されています。新しいモデルであれば、使用しながらYouTubeが見れたり、Bluetoo接続ができたりと運動中にエンタメを楽しむことができます。

 その他、わたしのアパートに設置されている器具類は下記のとおりです。

ジムに必ずといっていいほど設置されているトレッドミル(ルームランナー)です。
左からクロストレーナー、エアロバイク2種類
これは腹部を鍛える器具です。
これは大胸筋を中心鍛えられます。
背中から肩を鍛えられます。
太もも(大四頭筋)の裏側(ハムストリング)を鍛えられます。
太もも(大腿四頭筋)中心に鍛えられます。
ゴロンとできます(汗)
背筋を鍛えられます。
こんなものもあります。ただ、スタッフは常設していないため利用する際は注意が必要です。

ポイントなのはこれらの器具すべてが、無料で使えるということです。

無料で使える施設としては、かなり充実しているのではないかと思います。

まとめ

 今回は、ベトナムのマンションに設置されているジムについて紹介しました。築10年以上のマンションの場合、設置されていないケースもあるとは思いますが、100戸以上の大規模開発物件の場合、概ね設置されているかと思います。

 当地の天候、道路状況等を勘案した上で、意識的にこのような施設を利用することで、運動不足の解消と健康的な肉体を手に入れることができます。

 雨季だからと言って、出不精になるのではなく、住んでいる場所の中であっても、充実した時間が過ごせると更に海外生活が楽しくなると思いますので、非是ご活用ください。

 

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