ベトナムのホーチミン市には、ホーチミン日本人学校という日本の学習指導要領に基づき指導を行う学校があります。公立私立というより、半官半民という感じなのだと思います。
ベトナムへ赴任の予定がある方、移住を検討されている方で、小学生の子供を持たれる親御さんにとって参考になればと思います。
ホーチミン日本人学校所在地
ホーチミン日本人学校の所在地は、ホーチミン市7区にあります。中心部の1区とは異なり、人の数も車もそれほど多くない場所で、緑が比較的多いです。数年前までは学校周辺地には空き地が多くあったのですが、今では高層のコンドミニアムが立ち並ぶ場所へ変貌しているところです。
ホーチミン日本人学校施設・規模感
以前、住んでいた国にある日本人学校と比較しても、遜色のないレベルの規模があり、日本から招聘された先生によって指導されております。学校には、小学部、中学部があり、在校生は小学部で500名弱といったところです(すいません、中学部の在校生の数はわかりません)。
ホーチミン日本人学校学費
下記が学期毎に必要となる費用の内訳です
※入学金については、初回のみ。
内訳 | 月額(VND) | 月額(USD) | 月数 | 人数 | 承継(VND) | 小計(USD) | |
入学金 | JCCH会員 | 11,500,000 | 500.00 | 1 | 11,500,000 | 500.00 | |
JCCH非会員 | 17,250,000 | 750.00 | 1 | 17,250,000 | 750.00 | ||
授業料 | 9,200,000 | 400.00 | 4 | 1 | 9,200,000 | 400.00 | |
スクールバス使用料 | 3,450,000 | 150.00 | 1 | 1 | 3,450,000 | 150.00 |
※JCCHとは、ホーチミン日本商工会議所のことです。お勤めの方で、JCCH会員の企業であれば、入学金は、500.00 USDとなります。
初回に必要となる支払い額
初回に必要となる支払額 | VND | USD |
JCCH会員(スクールバスなし) | 20,700,000 | 2,100 |
JCCH会員(スクールバスあり) | 24,150,000 | 2,250 |
JCCH非会員(スクールバスなし) | 26,450,000 | 2,350 |
JCCH非会員(スクールバスあり) | 29,900,000 | 2,500 |
2回目以降、必要となる支払い額
2回目以降、必要となる支払額 | VND | USD |
JCCH会員(スクールバスなし) | 9,200,000 | 1,600 |
JCCH会員(スクールバスあり) | 12,650,000 | 1,750 |
JCCH非会員(スクールバスなし) | 9,200,000 | 1,600 |
JCCH非会員(スクールバスあり) | 12,650,000 | 1,750 |
授業料・スクールバス使用料は、JCCH会員・非会員とで違いはないため、2回目以降は同じ学費となります。
ちなみに支払いは各学期(1学期:4月~7月/2学期:8月~11月/3学期:12月~3月)がはじまる前までの支払い(銀行送金)となります。
学費が無料となる日本の公立学校と比較すると結構高いと感じるかと思いますが、半官半民ということであれば、致し方ないかと思います。企業によっては、入学金、授業料を負担しているところもあるようですが、ご参考まで。
入学資格
日本国籍を保有し、入学に際して必要となる学力があると認められれば、入ることができるようです。入学に際して、パスポートコピーの提出は必要となります。
教科書について
わたしの場合は、子供が入学する関係で色々調べていたのですが、結果的に入学後に無料で受け取ることができました。学校自体で一部余分の保管してもらっている分があるようですので、学校へ確認する方が一番スムーズだと思います。
入学時に必要なもの
日本国内であれば、簡単に調達可能ですが、海外に場合はそうはいかないものが多いです。例えば、ランドセル(何年生まで使うのだろうか・・・)、鍵盤ハーモニカ、お道具箱など。このような日本の学校の独自のものは現地では調達できないため、予め準備が必要です。ただ、ランドセルについては、ランドセルをもっていない子も結構いるため、それほど問題にならない(お子さんが気にしなければ)かなと思います。赤白帽、学校の体操服、式典用のポロシャツなどは、学校で購買可能ですので慌てる必要はないかと思います。
まとめ
日本に居れば簡単に調達可能なものであっても、海外の場合は、特殊過ぎて購入できないモノが多数存在します。ご自身で予め調達可能なものを買いそろえておくと慌てないかなと思います。ただ、そこは海外なので、必ずしも学校指摘のモノでなければならないというわけではないことをお忘れなく。
ホーチミン日本人学校Webサイト
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