わたしは、別に「ミニマリスト」というわけでもないし、スティーブ・ジョブズでもないので、別にいつも同じ格好をしたいというわけでもないのですが、家事全般について省力化したいと思ったことと、確かに種類を減らせば、考えることも減ると思ったため、今、少しずつ実践しています。その考えについて考察したいと思います。
ミニマリストとは
一般的にミニマリストとは、必要最小限度のモノで生活する人のことを指す言葉だと思います。10年くらい前からそのような言葉が巷でちらほら、出てきたような気がします。
個人的に見ていて気持ちがいいなと思うのは、Minimalist Takeruさんのようなすっきりとしたお部屋、生活スタイルが理想的で自分にはあっている気がしています。
よく言われているのは、ミニマリストだからと言って、洗濯機を処分して洋服を手洗いして不便な生活をするということではなく、必要最小限度のモノだけで生活するということだとわたしは考えています。だから、ミニマリストの対義語である、マキシマリスト(モノを増やすひと)のように自分にとっての一軍、二軍、三軍を混在させるのではなく、身の回りに置いているモノたちを厳選し、いわゆる一軍だけにしているというところが、身の回りも頭の中身も整理することに繋がるのだと思います。
心掛けていること
わたしが実践していることとしては、下記のとおりです。
- 二軍、三軍の洋服は処分する
- 靴下は全て同じもので揃える
- よく使うものは同じものを複数用意する
- 必要な書類は、電子化する
- 写真はクラウド上に保存する
- 書籍は電子書籍のみとする
- 靴を買い替えるときは、購入時に靴屋さんで現在のモノを処分する
- 本棚・収納ボックスを買わない
上記のような感じです。
二軍、三軍の洋服は処分する
購入してから一定期間が経過すると洗濯や使用により洋服も劣化するため、半年、1年着ていない洋服は全て処分するようにしています。特にベトナム・ホーチミンの場合は、そもそも、気候が一年中一定のため、夏服も10着程度になっています。帰国時に真冬である場合が多いたため、一応冬服も持っていますが、基本的に長袖のタートル1種類とオーバーダウンジャケットのみで、残りは夏服を組み合わせています。
靴下は全て同じもので揃える
靴下については、こちらも数年前から種類が別々で面倒だと考えていたところ、去年の一時帰国時にすべて同じものに揃えました。古いものは実家の両親へ譲渡(処分)しました。これで、片方だけ穴が開いても、一足処分すれば使え、洗濯物を回収した際にペアにしておく必要もなくなりました。
よく使うものは同じものを複数用意する
わたしは、よく外へジョギングに出かけるのですが、同じお気に入りのウェアは3~4枚持つようにしています。迷う必要もないし、そもそも回転が速いため、この方が考える回数も必然的に減ります。
必要な書類は、電子化する
これはそのものズバリで、大切な書類で電子データになっていないものについては、スキャナーで電子データにした上で、Google Drive上に保存しています。こうする事で必要な時にいつでも確認することができます。わたしがよくやっているのは、金融機関から発行される書類、子供の学校から渡される書類などです。このようなものは原本がなくても特に困らないため、そのような書類で中身を見返る必要があるものについては、データ化しています。
写真はクラウド上に保存する
これも書類の電子化と類似のことですが、写真も基本印刷しませんし、スマホないにそのまま保存せず、Googleフォト上で自動バックアップさせています。以前は、無料ストレージの範囲問題なかったのですが、最近はその領域を超え(奥さんの写真が急増)たため、100GBプランへ変更しています。こちらもいつか上限に達するため、適当なタイミングで重複している写真などは整理していこうと思っています。女性の写真はとにかく多いので、今は、それが悩みの種です。
書籍は電子書籍のみとする
これもそのものずばりです。電子書籍だと持ち運ぶのも楽だし、デバイスが変わったり、引越しする場合も持ち歩く必要がないため、非常に重宝しています。唯一、物理書籍の方が良いと思ったりするのは、紙の質感のところと重しのなるところくらいかなと感じています。
靴を買い替えるときは、購入時に靴屋さんで現在のモノを処分する
これもそのままですが、靴を購入するときに帰宅後、古いものを処分するという方法をわたしはやっていません。基本的に今、履いている靴を履き潰して、新しいものを購入し、その場でお店の人に処分してもらうようにしています。その方が、ゴミにならないし、靴屋さんによっては、古い靴を処分する際に割引クーポンをくれたりします。クーポン自体は、使っても使わなくてもどちらでもいいですが、要は処分する決断と実行を後回しにしないということだと思います。
本棚・収納ボックスを買わない
これは、場所の有効活用ということで購入しがちな本棚ですが、実際は空白を埋めるために無理にモノを入れたりしていることがあったりします。わたしの場合は書籍については、電子書籍にしているため本は溜まりませんが、本棚があるとそれだけで、他に何か置こうと心理的に考えてしまいます。収納ボックスも同じです。いつの間にか、無駄なモノで溢れています。
家族の理解を得る
実はここが一番重要なんじゃないかと思っているところですが、自分だけでミニマルな生活を心がけても、家族がその考えだとは限らないということです。わたしの妻は基本的には、マキシマリストなため、ほっとくとどんどんモノが増えていきます。我が家にはシャワールームが2か所あるのですが、1か所はモノ置きと化しています。。。
このあたり、どうやったり良いのか、悩みは尽きないですが、自分以外の他人の考え方を変えることそれ自体が無理と割り切って、マキシマリストの妻に対するわたしの考え方を変えるようにしています。
つまり、「仕方ない!」これしかないかなと思うところです。
ただ、最近、わたしのクローゼットに妻の洋服が進出していきており、危険を感じているところです。
まとめ
ここまでの内容を自分なりにまとめますと以下のとおりです。
- ミニマリストは極限までモノを減らすというライフスタイルではない(生活を快適にするモノは敢えて手放さない)
- まずは、思いつくままに自分の部屋に今あるモノについてよく考えてみる(使っていないもの、二軍、三軍のモノ、デジタル化に置き換えできるモノがないか)
- 家族の理解を得る(ここが最難関か?!)
一言でミニマリストと言ってもひとそれぞれで考え方向きかい方が異なると思います。わたしの場合は、上記に記載したことだと考えています。
ただ、何れにしても、モノを整理し、自分が最も良いと思えるモノだけに囲まれる生活は、頭の中身を整理し、心を軽くする効果があると実感しています。これは仕事にも同じことが言えると思います。
必要最小限のモノにしたり、書類を電子化することで、探す手間が省け時間効率が格段に上がると思います。生産性を増やし、余った時間を自身自身への投資の時間や家族との時間に替えることができれば、それは詰まるところ、人生を豊かにすることに繋がるとわたしは思います。
コメント