週間S&P500振り返り(2022年06月13日-06月17日)

資産形成

 先週6月13日から17日までの1週間におけるS&P500の指数振り返りと保有ETFの値動きについての振り返りです。今、どこに資金が集中しているのか、デイリーではなく週単位に自分なりの予測とその裏付けとなる指標を用いて考察したいと思います。

S&P500の値動き

 先週1週間のS&P500(VOO)の値動きは下記のとおりです。

FOMCを挟んでかなり、ボラティリティの高い動きがありました。前半までは、比較的安定していたものの、FOMC後に下落し、年初来安値を更新し、結果的に先々週末から3.22%下落して1週間の取引を終えました。

高配当ETF

 わたしが保有している米国高配当ETFのひとつであるSPYDです。

こちらは、ETFの構成銘柄の中でエネルギー関係が多くあるため、原油の値動きに左右されます。週の後半に原油が値下がりし、エネルギー系の株価も振るわなかったため、下げました。

 結局、先々週末よりも7.25%下落して週の取引を終了しました。

ほぼ右肩下がりでした。
原油が7.07%を超えて値下がりしました。原油が高止まりするのも問題ですが、エネルギー系の株安も困る。

 次は、同じく高配当系ETFのHDVです。こちらも右肩下がりですね。

先々週末から結局、5.27%下落しました。

 こちらは、大型ハイテク株中心のQQQ(NASDAQ100)です。高配当系が軒並み下がっている割りには、こちらのETFの方が下げは厳しくない印象ですね。先々週末と比較して、1.81%のみの下落です。ただ、こちらは保有ETFの中でも、下げが厳しい一角です。

 VOOを含めた4つの比較です。この6月13日から17日の1週間で一番底堅かったのは、結果的には、大型ハイテクを多く含んだQQQでした。これまで下げ過ぎた反動で下値で買いが入ったこともあったのだと思います。

 次にS&P500(VOO)、HDV、SPYDでした。

6月20日からの1週間の見通し

 6月20日(月)の米国市場は、ジューンティーンスでお休みです。聞きなれない日だと思って調べてみるとJuneteenthで、6月19日にあわせて奴隷解放を祈念し自由、独立、歓喜を祝う祝日とのことです。去年は、祝日として見当たらなかったと思ったのですが、土曜日だったため証券取引所における休みとして記載がなかったようです。

 今週は、それ以外の経済指標イベントとしては、
6月20日ドイツの消費者物価指数
6月21日米国中古住宅販売件数
6月22日英国消費者物価指数
6月23日米国新規失業保険申請件数
などが発表されます。

欧州の物価上昇率とそれら物価高がどのくらい実際の雇用環境に影響を与えているのか引き続き注視したいですね。

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