6月20日から24日までの1週間のS&P500と保有ETFの値動きについて振り返りたいと思います。
今、どこのあたりに資金が集中しているのか、週単位で自分なりの予測と今後の方向性について考察していきたいと思います。
この記事は、これから米国株への投資を検討されている方、既に米国株投資をされている方で先週の値動きを振り返った上で、来週からの投資戦略を練る上で少しでも参考となれば幸いです。
S&P500(VOO)の値動き
米国市場は、6月20日(月)がジューンティーンスでお休みでしたが、S&P500(VOO)は翌日の21日(火)から先週終値を上回る水準で横横に推移し、金曜日に急激に上昇し先週から6.70%、22.62USD、360.00USDで週の取引を終えました。
金曜日に上昇した背景としては、先週まで売らせ過ぎた反動と長期金利が下がったこと、住宅関連指標が比較的堅調だったためではないかと思います。
高配当ETF
ここからは、わたしが保有している米国高配当ETFのひとつであるSPYDについてです。
エネルギー関連の銘柄組み入れ比率が高いETFで、原油も先週末と比較して、6.33%下げましたが、ETFとしては、3.57%、1.39USD上昇し、40.35USDで週の取引を終了しました。
次は、同じく高配当ETFのHDVです。
こちらは、週初めから上昇し、3.59%、3.52USD上昇し、101.63USDで週の取引を終了しました。
ハイテクETF
NASDAQ100に投資するQQQは、
先週より8.23%、22.41USD上昇し、294.61USDで週の取引を終えました。
長期金利が低下したことと、これまで売られ過ぎた反動買いではないかと思います。
ETF比較
VOO、SPYD、HDV、QQQの4つETFでの週間騰落率です。
6月20日から24日までの1週間で一番堅調だったのは、
ハイテク中心の銘柄で構成されているQQQで前の週よりも、8.31%(単独チャートと比較して差異がでています)でした。
前の週でも、QQQが一番底堅かったのですが、この週もQQQが一番良いパフォーマンスでした。底を脱する雰囲気となってきたのか、それとも底はまだ先なのか?!!
6月27日からの1週間の見通し
6月27日からの1週間の主な経済指標の発表は、下記のとおりです。
6月28日米国 消費者信頼感指数-6月
6月29日米国 個人消費(前期比)-1Q
米国 GDP(前期比年率)-1Q
米国の経済指標の発表が結局世界的な景気動向の趨勢を決定するので、はやり注目してしまします。
6月27日からの1週間も上昇して2週連続で上昇するのか、注目です。
わたしの米国株についての投資方針は、引き続きETFの月1回の買い付けを継続します。ここが底かどうかなんかはわかりません。ただ、いつが底だったのかは後にならないとわからないので、米国市場は必ず長期で見れば成長すると見込んで投資するのみです。
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