2022年6月配当実績(日本株)

資産形成

 今回は、6月の配当実績(3月権利落ち分)について記載したいと思います。このブログのタイトルでもある、FIREを達成するためにはなくてはならない配当収入ですが、どのくらいを受け取ることができるのかを見てもらえればと思います。

 この記事が、今後配当金投資をはじめたいと思っている方、現在、配当金投資を行っている方において、投資の一つの参考になればと思います。

配当とは

 実績発表の前にそもそも配当について説明します。配当とは、企業が企業の所有権の一部を持つ株主に対して、保有権の対価として、支給するお小遣いみたいなものです。

 所有する株数(企業を保有する割合)が多ければ多いほどもらえる配当(お小遣い)も多くなります。この考えは、企業は誰のものかという問いに対して、企業の所有者は、経営者でもなく、従業員でもなく、行きつくところ、株主のものであるという原則によるものです。

 配当は多ければ多いだけ株主は喜びますが、沢山出し過ぎると利益剰余金が減少するため、純資産も減少することになるため、毎年の業績が不安定な企業や、多額の新規投資を要する企業の場合、財務面で安全性が低下するため、注意が必要です。

利益に対する配当の割合(配当性向)については、以前投稿した下記記事を参照してください。

配当実績

6月の配当実績は、税引前家族全員分で24銘柄合計334,130円でした。意識的に高配当を積んでいたわけではありませんが、結構、高配当株ですね。以前と比較するとだいぶ成長してきたかなと思います。

配当額が一番大きかったソフトバンクについては、配当性向の観点で不安な点はありますが、取り合えず、基本的に長期ホールドでいきたいと思います。

保有株 配当金
ソフトバンク 68,800
住友商事 39,000
あおぞら銀行 36,000
日本郵政 35,000
ヤマダホールディングス 25,200
オリックス 13,980
三井物産 12,000
SBIホールディングス 12,000
三井住友フィナンシャルグループ 10,500
三菱UFJフィナンシャル・グループ 10,150
武田薬品工業 9,000
稲畑産業 8,000
三菱商事 7,900
三菱HCキャピタル 7,500
ソフトバンクグループ 6,600
富士フイルムホールディングス 5,000
ヤマトホールディングス 4,600
長谷工コーポレーション 4,500
東レ 4,000
ジーエス・ユアサ 3,500
ENEOSホールディングス 3,300
不二製油グループ本社 2,600
住友電気工業 2,500
日産自動車 2,500
合計 334,130

まとめ

 高配当株は、成熟産業の企業が多く株価の成長を期待したキャピタルゲインは狙えず、結果的に資産の拡大には寄与しないという議論がありますが、わたし個人としては、もらえる配当はやはりうれしいものです。利食い千人力という言葉がありますが、配当という形で企業の株主資本の一部を受け取る「利食い」を強制的に行ってもらっているというのが、わたしの考え方です。

 おそらく株価の成長だけを注視する銘柄だと結局、それを取り崩せずにいるのではないかと思ったため、配当という形で実施してもらった方が、気持ち的には楽な気がします。

 色々な投資のスタイルがあると思いますが、大事なことはどれだけ長く市場に居続けるかだと思います。気持ちの面で、少ないストレス或いは保有していることに気を取られない形で、株式投資と向き合えるようになることが、大切なのではないかと思います。

 少しでも投資の際の参考となれば幸いです。

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