今回は、7月に受け取った配当について書きたいと思います。
日本株の場合、ほとんどの企業が3月決算であり、6月、12月(中間)に配当を出している企業が大変多くある一方で、7月配当は、4月末決算企業または、10月決算企業という形のため、相対的に非常に数が少ないです。
他方、米国株(ETF含む)については、日本企業において配当を実施していないような空白月であっても配当金を受け取ることができるため、両方を持つことで、比較的バランスの取れたインカムゲインを得ることができます。
受取配当実績
前段で、触れましたが、7月に配当を出す日本企業は非常に少ないです。
結論としては、7月にわたしが受け取った日本企業の配当はゼロでした。
保有株で、8月配当(5月決算企業)を実施している企業もないため、7月と8月の日本株配当については、ゼロになります。
他方、米国株については7月であっても配当を出す企業があり、7月に受け取った配当は下記のとおりです。
QYLD:13.13 USD
口座を保有しているSBI証券からの入金タイミングの関係で、7月は2回(6月分と7月分)入りました。ちなみにQYLDは毎月配当があります。
VOO:12.37 USD
S&P500インデックスに連動するETFですが、インデックスであってもしっかり配当がでます。VOOは他の米国企業、ETFと同様に四半期配当を実施しており、7月の他は、10月、1月、4月です。
7月の配当金の実績をまとめると以下のとおりです。
小計(日本株):ゼロ
小計(米国株):25.50 USD
合計(日米株):25.50 USD
保有している米国ETF
わたしの米国株のポートフォリオは以下のとおりです。今後、見直しを行う予定ですが、現時点では売却する予定はありません。
HDV | 財務が安定しており、平均以上の配当を継続して出している銘柄で構成されているETFです。他のETFよりも値動きは緩やかな印象です。 |
QQQ | ハイテク企業が集まるNASDAQの中で金融系を除く上位100社で構成されているETFです。ハイテク系が中心ですが、GAFAMの割合が高いため、この5社の影響をかなり受けます。 |
QYLD | オプション取引で生じる手数料を配当原資として運用しているETFで毎月配当金がでるのが特徴です。キャピタルゲインをほぼ捨てて、インカムゲインによる収益の最大化を目指しているため、値上がりはあまり期待できません。 |
SPYD | S&P500構成銘柄のうち、配当利回りの高い上位80銘柄へ均等投資しているETFです。高配当銘柄上位へ均等に投資しており、構成銘柄にはエネルギー、不動産などのセクターの割合が高くなる傾向があります。それらのセクターは景気敏感といわれるため、値動きは景気動向に左右されます。 |
VIG | 米国に上場している企業のうち、長期に連続増配を行っている企業を集めたETFです。長期的に増配が行えるということは、参入障壁が高く長期継続的に利益を生み出せる企業であり、財務が健全であるということが言えると思います。 |
VOO | S&P500インデックスに連動ETFです。運用会社はバンガード社です。 |
VTI | 米国に上場している約4000社に投資しているETFです。米国へまるっと投資するという考えだとこのETF一択だと思います。 |
その他、以前購入して放置している銘柄は、下記のとおりです。
SPY | S&P500インデックスに連動ETFです。VOOと同じインデックスETFですが、運用会社はステートストリート社です。 |
VUG | ハイテク企業の中でも大型企業を中心に構成されたETFです。QQQよりも尖っているため、GAFAMの株価動向の相関性が高いです。 |
米国ETFについての今後の戦略
現時点では、前段で説明したETFについて、売却せず放置するETF以外は、そのまま毎月積み立てを継続しようと考えています。ただ、一部のETFを除き、買い付け手数料が発生するため、月によって投資するETFを絞り込むか、検討しています。
何れにしても、これらのETFについては、紙くずになる可能性はないため、このまま長期で保有していこうと思います(QYLDについては、長期的には値下がりするため、どこかのタイミングで株式併合が行われる可能性はありますが、それでも紙くずにはならない)。
米国株自体は、1年半ほど運用していますが、はじめる前までは敷居が高いと思っていましたが、はじめてみれば日本株とほぼ変わりません。変わるのはドル建てのため、どこタイミングでドル転(円からドルへの両替)をするかということくらいです。わたしの場合は、給与の一部をドルでもらっているため、生活費として使わなかったドルを日本の口座へ送金してその分も原資として米国株を購入しています。当面の間は、この投資を継続していこうと思います。
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