先日、ベトナムでは数少ない連休があったため、家族でダラット(Dalat)へ行ってきました。その際、人生初のベトナム長距離バスを利用しました。家族帯同だったため、正直写真を撮る暇がなかったため、数は少なめですが、参考になればと思います。
ベトナムでの長距離バス
ベトナムは南北に長い国で、航空機の便数も限られ、費用もそれなりに高いため、一般の方の足としては、やはりバスが主流なようです。その中でも長距離バスは、南北の中心都市であるハノイ⇔ホーチミン間でかなりの数が運行されています。ちなみにハノイ・ホーチミン間を海岸沿いで行くと片道で約1750kmほどあり、日本列島だと青森市から熊本市までの距離に相当します。
気になる座席についてですが、長距離バスの場合、座席のリクライニングでほぼ水平にすることができます。バスの種類・バス会社にもよると思いますが、カーテンが設置されプライベート空間が確保されているものが多いように思います。
バスならではですが、帰り便が来て初めて行きの便が出発できる(飛行機と同じ)ため、今回、出発の2時間前に連絡が入り、朝10:30出発の予定が4時間遅れて14:30出発予定へ変更となりました。しかも、実際の出発は15:00という状況。。。
ちなみにホーチミン市内からダラットまで片道300kmほどで、工程の半分以上でまさかの下道、しかも大雨で渋滞。15:00に出発し、到着したのは、22時前でした。。。乗車時間7時間。。。。
ただ、乗車そのものは快適で、ミネラルウォーターとおしぼりも各座席に付いており、乗車に際してそれほど苦痛はなかったです。
ただし、トイレ休憩は1回だけで、長距離バスのポイントはこの点だと思いました。ちなみに帰りは夜出発だったため、トイレ休憩なしのぶっ通しでした。乗車前に必ずトイレは済ませておきましょう。
長距離バスの中
これらが今回、家族で乗車したバスの中です。余裕がなかったため数は少なめですが、バスの中は二段ベッドの構造(イメージとしては寝台列車)となっており、行きは定員24名、帰りは定員36名の車両に乗車することができました。
個人的には、定員36名の方が乗り心地は良かったです(24名定員は娘と席をシェアしたせいでほぼ寝れなかったことが理由ですが・・・)。
子供については、大人と座席のシェアが可能なようです。
ちなみに社内は土足禁止です。乗車する際に袋を渡されるため、その中に靴を入れます。そのため、社内はかなりきれいです。
バスの運賃
料金は下記のとおりです。
ホーチミンからダラットまで片道
24名定員バス(2列6座席二段ベッド):500,000 VND(2500円)
ダラットからホーチミンまで片道
36名定員バス(3列6座席二段ベッド):400,000 VND(2000円)
24名席の方は、2列席のため、1席あたり幅が広めに取られています。わたしの場合は、娘とのシェアだっため狭いことに変わりはないですが・・・。
バスの予約方法
Webサイトもありますが、どこのバス会社も基本的には、
「電話での予約のみ」のようでした。
今後、Web予約が広がって欲しいと思うところですが、当然バス会社の受付担当は片言の英語しか話せないため、細かい点は、ベトナム人の方へお願いしましょう。わたしの場合は、会社のスタッフへお願いして予約してもらいました。乗車場所と降車場所は必ず、入念にチェックしておく必要があります。また、バスのナンバーも当日判明する場合が多いようで、乗車時間もバスが戻ってくる時間で決まるため、渋滞などにより遅延する可能性が高いです。その場合は、携帯へメッセージが入ってきます。
家族帯同の可否
単身であっても、家族帯同であってもどちらでも比較的楽しめる旅行になると思います。前段でも記載したとおり、トイレ休憩があったり、なかったりという感じなので、乗車前に必ず、済ませておくことを強くお勧めします。また、カーテンでプライバシーは確保されているため、外はあまり気にならないかと思います。
ただし、極度に車酔いをする方については、ベトナムの道路事情、バスという車輌の特性上、結構揺れるため、そういった方、車酔いする家族がいる方にはおすすめできません。
まとめ
いつもとは違った旅行を味わいたいと思う方であれば、一度は長距離バスの利用をお勧めします。わたしの場合で、往復13時間ほどバスに乗車しましたが、乗り終わったあとに思うことはしばらく、バスは良いかなという感想とともにやり切った感はありました。
ベトナムにお住まいの方で、いつもと違った旅行を味わいたい方は是非!
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