先日、Web上で発表された住信SBIネット銀行とSBI証券間で「米ドル定期自動入金サービス」について、設定を行ってみたので、具体的な設定方法と個人的な感想について書きたいと思います。サービスの利活用を検討されている方の参考になればと思います。
米ドル定期自動入金サービスとは
米ドル定期自動入金サービスとは、毎月好きな日(最大5日間)に10 USD以上の金額であれば、
自動的に住信SBIネット銀行の米ドル普通預金口座からSBI証券の米ドル口座へ自動入金できるというものです。外貨の定期積立(円預金口座から外貨預金口座への定期積立)を行っている方で、これまで手動で住信SBIネット銀行からSBI証券への入金を行っていたような方については、今回のサービス開始で、その作業を自動化することができます。
米ドル定期自動入金サービス設定方法
1.SBI証券の入出金・振替メニューから米ドル定額自動入金をクリックします。
そうすると下記のような画面が表示されますので、「申込・設定変更」をクリックします。
2.住信SBIネット銀行とSBI証券間での米ドル移動に関する規約への同意画面へ遷移します。各規約を確認し、チェックマークを付けたら、「同意して本人確認へ」をクリックします。
3.住信SBIネット銀行のサイトへ遷移しますので、保有している住信SBIネット銀行の「口座支店名」をクリックします。
4.連携することへの確認画面が表示されます。問題なければ、「利用規約に同意の上許可」をクリックします。
5.スマート認証NEOの画面に遷移しますので、ご自身のスマホのアプリから連携について、承諾処理を行ってください。
6.住信SBIネット銀行アプリ上でのスマート認証NEOで承諾処理を行うと実際の設定画面へ遷移します。そこで、好きな入金日と金額を設定します。月の中で複数日を設定する場合、すべて同じ金額での入金となるようです。SBI証券での取引パスワード入力後、「確認へ」をクリックし、確認後、設定が完了します。
米ドル定期自動入金サービスは使えるか
わたしの場合は、毎週任意の曜日に住信SBIネット銀行の外貨を定期積立設定を行っています。円貨での設定のため、為替レートの関係で毎週異なる金額の米ドル(円普通預金からの振替額は同じ)が、米ドル普通預金口座へ入金されます。その関係で、SBI証券でEFTの買い付けを行う日の前日までにいくらの米ドルが住信SBIネット銀行の米ドル普通預金に入金されているかは、為替レート次第というところがあります。今回、試しに設定してみましたが、3回残高不足が発生すると米ドル定額自動入金サービスの設定は解除されてしますようですので、使ってみた上で、今後の継続有無を検討したいと思います。
個人的には、住信SBIネット銀行の米ドル普通預金の全額をSBI証券へ自動で入金するという設定がれば、漏れなくSBI証券の米ドル口座へ移動できるため、本当の意味で、完全自動化が実現できるとは思います。
まとめ
今回は、住信SBIネット銀行からSBI証券への米ドル定期自動入金サービスについて、その説明含めて記載しました。個人的には完全自動化まではあと少し(惜しい)と思ったところですが、少なくともSBI証券の米ドル口座へある程度、ブレはあるものの自動での入金ができるようになるため、今後、使ってみて、必要があれば要望等を投げていければと思います。
今回の米ドル定期自動入金サービスについて、興味があるけど、どのように設定すれば良いかわからない、或いは設定後の挙動について、事前にどうなるのか知りたい方々の参考になれば幸いです。
SBI証券サイト
住信SBIネット銀行
コメント