去年から予告されていましたが、2022年5月30日に三井住友カードで貯まるVポイントを使って、SBI証券の投資信託の購入できるようになるサービスが正式に発表されました。いわゆる楽天ポイント投資のようなものですが、注意点とともにわたしの方針も記載しようと思います。
Vポイントとは
Vポイントとは、三井住友カードが提供するポイントプログラムの事で、
毎月のカード利用合計額
200円に対して1ポイント(還元率0.5%)がもらえます。
カードの支払い代金へ充当することができる他、景品や他社ポイントとの交換もできます。わたしはあまり知らなかったのですが、三井住友銀行において銀行サービスを利用することでもVポイントが付与されるようです。
Vポイント投資とは
1Vポイント=1円として、SBI証券を経由して投資信託の購入できるようになります。
これまでVポイントは、クレカに支払い額に充当するか、Vポイントアプリへ振替をして、電子マネーとしての利用が主だったかと思いますが、今回、SBI証券での投資信託購入に際して、充当できる(100ポイント以上)ようになるため、貯めたポイントを無駄なく投資へ活かすことができるようになります。当然、投資信託を売却すれば、現金で戻ってきます。逆に言えば、Vポイントを現金にしたければ、投資信託購入後に売却して、現金化も可能ということになります。
SBI証券と三井住友カードとの間で、クレジットカードによる投資信託の積立購入が去年6月から始まっていますが、今回のサービス開始で、先行している楽天ポイント投資などと同じスタートラインへ立ったというところだと思います。
Vポイント投資はじめ方
Vポイント投資のはじめ方については、下記、三井住友カードのサイトに詳細な方法が記載されていたため、詳細は省略しますが、Vポイントへ変更後は、Tポイント、PONTAポイント、dポイントへの変更はできないようです。
変更の締切は、毎月9日23:59までに変更が完了されていればVポイント投資へ移行するようです。
(抜粋)
SBI証券お客さまサイトへログイン後、必要項目をご確認いただき、コース変更をお申し込みください。
1.お申し込み完了後、次のステップまで1~2営業日かかります。
2.毎月、8日14:31~9日14:30の期間は、コース変更手続きができません。余裕をもってお手続きいただきますようお願いいたします。
なお、変更完了後は、投資信託のお買付にTポイント・Pontaポイントを利用すること、またSBI証券が定める取引やサービスを利用したときにVポイント以外のポイントを獲得することはできません。コース変更申込中のまま9日23時59分を迎えた場合は、取引・サービスの利用に応じたVポイント以外のポイントの付与は継続されます。
Vポイント投資についてのわたしの方針
わたしの場合は、Vポイントがある程度貯まっており、コロナ禍でマイルへの交換もできていなかったため、これを機にVポイントコースへの変更を行います。取り合えず、ANAカードで貯まっていたVポイント(マイルへの交換可能)分を除き交換しようと思います。また、
変更後は他のポイントのSBI証券上での利用、獲得ができない点も、過去残高のあったポイントも全て投資へ回しており、Tポイントについては、SBIネオモバイル証券、PONTAポイントはauカブコム証券でそれぞれ利用可能なため、SBI証券でのポイント投資にあっては、他のポイントに特段拘りがないと思い今回Vポイントへ絞ろうと思います。
Vポイントコースへの変更方法
Vポイントコースへの変更については、下記、URLから変更可能です。注意書きにもあるとおり、コース変更後は、Tポイント、PONTAポイント、dポイントへのSBI証券経由でのポイント加算、利用、残高確認はできなくなる(各種提携先でのポイント加算、利用、残高確認は可能)ため、慎重に検討して実行してください。
1.上記サイトの一番最後へ行くと下記のような説明書きがあります。
2.「お手続き方法、コース変更に関するご留意事項をすべて確認しました。」にチェックを入れて、
「コース変更の申し込みへ進む」をクリックします。
3.「コース変更の申し込みへ進む」をクリックすると上記のような画面へ遷移します。
4.「個人情報第三者提供への同意」「三井住友カード株式会社の個人情報の利用目的等」「金融仲介業委託先に関するご留意事項等」をそれぞれ開いた上で、「上記の規約等を確認しました」にチェックを入れ、SBI証券の取引パスワードを入力します。
5.取引パスワード入力後、「申し込み」をクリックすると下記画面へ移動し、確定します。
これで作業完了です。
手続に1~2営業日必要とのことなので、明日明後日には、連絡があるのだと思います。
まとめ
たかがポイント、去れどポイント、投資生活にあっては無駄なく利活用したいものです。そのためには日々の情報収集はもちろん、自身で考え行動することも大切だと思います。情報弱者とならないように日頃から気を付けて生活していきたいものです。
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